民主党大勝

ここまで勝つか・・・。得票率も高いですね。
その理由は、自民党への批判と、閉塞感への不満、マスコミの煽り、政権交代という劇が見たいという野次馬根性でしょうか。

ここまで勝てば、民主党の議員たちは政権維持にこだわるでしょうから、
政界再編は無いですね、残念。

阿蘇

友人と阿蘇山へドライブに行ってきました。
視界全部が鮮やかな緑色・・・、
白煙立つ火口・・・感動でした。

たまたま立ち寄った熊本市街では、
火の国祭りが開催中!
すごい熱気、さすが九州!

帰途、九州道めかりPAでは、
関門橋と門司の灯りを見ながら、未来を語り合いました。
(まるで学生!?)

長崎

友人たちと長崎へ行ってきました。

グラバー園の洋館は、港が一望でき、広々としています。神戸の異人館よりも、落ち着いていて、とても気に入りました。また、ゆっくり来たいです。

夕方は、出島ワーフのおしゃれな中華料理店でお食事。
港を囲む町はキラキラしていて、カフェからはJAZZの音がもれてくる・・。なんだか、うっとりします。

翌日は、「亀山社中」跡へ。
汗を流しながら長い石段を登っていると、
「世界を変えてやるきに」と、竜馬になりきってしまいました。

数年前、松下政経塾のある塾生が、
「江戸から長崎まで、昔は歩いて1か月以上かかった。今は1日で行ける。世の中、もっとよくなるはずだ。」
と言っていたことを思い出しました。

この言葉には、多少の誇張や飛躍もありますが、
その気概で、日本を良くする知恵を捻り出し、行動を起こしていきたいものです。私もがんばります!

佐藤優『国家の罠』

国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて (新潮文庫)

国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて (新潮文庫)

つい最近、有罪が確定してしまった佐藤さんの代表作です。

真紀子騒動、鈴木宗男事件などの内幕も暴露されていますが、
一番意義深い暴露は、
情報の専門家の思考回路です。

佐藤さんが実際に権力闘争や情報戦に当事者として巻き込まれ、その際の状況分析と行動を文章化したことによって、
情報の専門家の思考過程や行動が明らかになっています。
ビジネス書っぽいサブタイトルをつけるとすると、
「事例で学ぶ 諜報の思考力」でしょう。

それはともかく、私は、佐藤さんの、情報の専門家としての生き様に心を打たれました。
プロフェッショナル・仕事の流儀に是非出演していただきたいものですが、残念ながら、NHKにはそんな度胸はないでしょうね。

東京12区

青木愛さん?!
もっとすごい有名人をもってくるんだと思っていました。
内情は知りませんが、青木さんは大変な選挙区を任されて・・・。

別に民主党支持者ではありませんが、青木さんの健闘を祈ります。

日食

職場の窓から、朝11時ころ、空を見上げたところ、
太陽の右半分が欠けているように見えました。ただし、雲もかかっていたので、それが日食だったのかは分かりません。

テレビで見てみました。
皆既日食では、本当に暗くなるのですね。
ダイヤモンドリングはもちろんですが、
全方位が夕焼けのようになって、星が見える、というのが神秘的で幻想的です。
大昔の人が、日食を吉凶の前兆としたのが頷けます。

『ローマから日本が見える』

ローマから日本が見える (集英社文庫)

ローマから日本が見える (集英社文庫)

ローマ人の物語』を読み始める前に、ローマ史全体の雰囲気をつかむのに、良い作品です。

主に、ローマが様々な試練に対し、社会情勢や利害状況を踏まえた適切な政治体制・経済体制を模索していく様子が描かれています。
塩野さんらしく、登場人物の人間らしい生き方にも力点が置かれています。巻末には、「英雄たちの通信簿」という、編集部と塩野さんの対話もあります。


「ローマが千年以上にわたって続いたのは、けっして運がよかったからではないし、彼らの資質が特別にすぐれていたからではありません。ただ、彼らには自分たちのありのままの姿を直視し、それを改善していこうという気概があった。(中略)
どのようにしてローマ人が自己改革を行なうことに成功したかの実例が、千五百年後のマキアヴェッリにとって参考材料となったように、二千年後の現代の私たちにとっても参考となるのではないでしょうか。」